岩井千怜が愛用するアイアンは、ちょいグースネックの軟鉄鍛造モデルだった!?

岩井千怜が開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で連覇を達成し、ツアー通算8勝目を達成。彼女の高い精度を誇るセカンドショットを支えていたのは、長年愛用するヨネックスの軟鉄鍛造のアイアン。その詳細をレポートしたい。
彼女の愛用アイアンは、5番~PWでS25Cを使用した軟鉄鍛造の『EZONE CB511フォージド』ヘッドに『レクシスカイザ i 8S』シャフトを採用。5番の上には飛び系モデル『EZONE GT』の5番や6番を使っている。

「『EZONE CB511フォージド』は、構えた顔がいいですね。飛び系のアイアンはロングアイアンなのに打ち出しから高く上がってくれるので助かります」と岩井千怜は語る。

ヨネックスのツアーレップにアイアンの特徴を聞いてみた。

「千怜プロ・明愛プロが使う『EZONE CB511フォージド』は、操作性と寛容性を兼ね備えたミッドサイズの軟鉄鍛造アイアン。ソールの当たり方が非常にいいと千怜プロは言っています。ソール幅が狭くリーディングエッジ側を削っているので、ソールを地面に当ててもきれいに抜けますね。それに、シャープな顔の中にやさしさがあるのもいいのでしょう。グースネックがついていて、やさしさも感じやすい。千怜プロはアイアンにやさしさも求めますから」(ヨネックスツアーレップ)

アイアンシャフトの『レクシスカイザ i 8S』は「カーボンシャフトでめちゃくちゃ軟らかいというわけではなく、ピーンとはるような中調子」(ヨネックスツアーレップ)。ヘッドが暴れることなくラインが出しやすい。

UT代わりに使っている『EZONE GT』アイアンは、飛び系で球が上がりやすく、ラインを出せる番手としても重宝しているようだ。

いずれにせよ、使用アイアンに厚い信頼があるからこそ、積極的にグリーンを狙えるのだろう。

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