
バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、レヴァークーゼン戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・セカンドレグが11日に行われ、バイエルンはレヴァークーゼンと対戦。3-0で先勝して迎えた一戦は、52分にケインが先制点を決めると、71分にはケインのアシストからアルフォンソ・デイヴィスが追加点を挙げ、2-0で勝利。2試合合計5-0で準々決勝進出を決めた。
この試合で1ゴール1アシストを記録したケインは、今季のCL通算得点が10ゴールと2桁に到達。データサイト『OPTA』によると、ヨーロピアンカップ/CLの1シーズンで10ゴール以上を記録したイングランド人史上初の選手になったという。
また、CL通算では55試合目の出場で39ゴール11アシストを記録したケインは、デイヴィッド・ベッカム氏(16ゴール36アシスト)に次いで、イングランド人選手としてはCL史上2人目となる50得点関与を達成したことが伝えられている。
この試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されたケインは試合後、『Amazon Prime』で「本当に良いパフォーマンスだった。開始1分からリードを守るようなチームにはなりたくなかった。前向きな姿勢でプレッシャーをかけ、試合に勝つチャンスを作りたかった」と振り返りながら、次のように続けた。
「前半はそのようにしてより良いチャンスを得た。そして後半、相手が出てくることはわかっていたけど、そこを突くことができた。彼らとの対戦は5回目となるが、先月のアウェイ戦のみが彼らが優勢だった唯一の試合で、それ以外は僕たちが優勢だった。それは高い位置から激しくプレッシャーをかけていたからで、セカンドボールを拾って、そこから自分たちのプレーをすることができた」
「3-0でリードしている時は決して楽ではない。心理的にもね。でも、今日の戦い方は最高のパフォーマンスだったと思う。このチームを相手に2試合を5-0で破ったことは、僕たちがどのようなチームであるかを示していると思う」
【ハイライト動画】レヴァークーゼンvsバイエルン