フライブルク、“上位対決”ドローでリーグ戦6試合無敗! フル出場の堂安律は鋭い突破でチャンス演出

 ブンデスリーガ第25節が8日に行われ、フライブルクとライプツィヒが対戦した。

 ここまで24試合を消化したリーグ戦で12勝4分8敗を記録し、勝ち点「40」の5位につけるフライブルク。1月下旬から急激に調子を上げ始めた同クラブは、前節のドローにより連勝が「4」で止まったものの、現在はブンデスリーガ5試合無敗となっている。対するは勝ち点「38」の6位ライプツィヒ。2ポイント差の両者が臨む直接対決に、フライブルク所属の日本代表MF堂安律は右のアタッカーとして先発した。

 試合は立ち上がりからライプツィヒが主導権を握ったものの、フラウブルクも粘り強く対応。前半だけで9本のシュートを浴びたが、スコアレスのまま勝負はハーフタイムに突入する。

 そんななか、日本人アタッカーの積極性がフライブルクの決定機を生み出す。62分に味方からリターンを受けた堂安が右サイドのハーフスペースでドリブルを開始。相手にファウルで倒され、フライブルクにフリーキックが与えられる。キッカーを務めたヴィンチェンツォ・グリフォが右足でインスイングのクロスを入れると、飛び込んできたルーカス・ヘーラーが頭で反応。ヘディングシュートは枠を捉えたが、GKペーテル・グラーチのセーブに防がれた。

 81分には堂安がこのゲーム最初のシュートを記録。GKノア・アトゥボルからのビルドアップで前進し、ハーフライン左でボールを受けたクリスティアン・ギュンターがスルーを選択する。ギュンターはライン際をスプリントしつつグリフォからワンタッチでパスをもらい、深い位置まで運んでマイナスの折り返しを供給。堂安が体を捻りながらダイレクトでシュートを放つが、ボールは枠の左に外れてしまった。

 結局、そのまま試合は0-0で終了。上位クラブによる注目の直接対決は痛み分けとなった。次節は15日に行われ、フライブルクはアウェイでマインツと対戦。ライプツィヒはホームでドルトムントと対戦する。

【スコア】
フライブルク 0-0 ライプツィヒ

【得点者】
なし

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