2030年のW杯には64チームが参加?…FIFA、100周年記念大会の出場枠拡大を検討か

 国際サッカー連盟(FIFA)が、FIFAワールドカップのさらなる出場枠拡大を検討しているようだ。6日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 2022年大会までは各大陸予選を勝ち抜いた32カ国に出場権が与えられていたFIFAワールドカップ。しかし、アメリカ、メキシコ、カナダの北米3カ国共催となる2026年大会では、出場枠が「48」まで増加。「4チーム×12グループ」という形式でグループステージが行われ、各組上位2チームと3位の成績上位8チームによる合計32チームで決勝トーナメントが行われるレギュレーションとなっている。

 2026年大会の開幕まで残り1年余りとなり、各大陸予選が着々と進む中、FIFAは2030年大会でのさらなる出場枠拡大を検討しているようだ。報道によると、新たに検討されている出場枠は2022年大会までの2倍となる「64」で、現地時間5日水曜日に行われた理事会で提案されたとのこと。FIFAの広報担当者は「100周年を記念する2030年大会を64チームで行うという提案は、理事会終盤の『その他』という議題項目の中で自発的に提案されたものだ。FIFAは理事会メンバーからの提案を分析する義務があるため、この提案は認められた」と語ったという。

 第1回大会の開催からちょうど100年となる2030年大会は、ウルグアイの首都モンテビデオで100周年記念式典と開幕戦1試合を実施し、同じく南米のアルゼンチン、パラグアイでも開幕節の1試合が行われる。その後、舞台はヨーロッパとアフリカへ移り、スペイン、ポルトガル、モロッコの3カ国で共同開催される。3大陸・6カ国共催という過去に例を見ない程の大規模大会となるが、出場枠も大幅に増えることになるのだろうか。

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