300ヤード飛ばす163センチ女子と大谷翔平の飛ばしの共通点は「斜め軸キープ」&「カカトでクルン」

2022年ドラコン大会の世界チャンピオン・大和田紗羅。身長163センチながら公式記録342ヤードを保持している。本当に300ヤード飛ぶのか、ガーミンの最新弾道測定器「アプローチR50」を使って検証すると、トータル305.4ヤードをマーク。そんな大和田から飛ばしの秘訣を教えてもらった。
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同じヘッドスピードでもフォローが大きい方が、ボールに当たる瞬間に勢いがあるので初速が上がります。私は飛ばすために、メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手のスイングをイメージしています。大谷選手は左打ちなので、左に体重が残って、右カカトでクルンと回っている。
私は右打ちなので、右足に体重を残したまま、左のカカトでクルンと回るイメージですね。右足に体重を残したまま腕をフォローサイドに振り、重心は右でヘッドは左という引っ張り合いの関係になるのが理想的です。左足を少し後ろに下げるイメージをすると、カカトで回りやすくなりますよ。

左に体重が乗り過ぎると、左サイドが窮屈になって振り抜けず、フォローが小さくなってしまいます。アドレスのときに右に体を傾けたら、その斜め軸をキープするイメージをしてください。
■大和田紗羅
おおわだ・さら/1994年生まれ、福島県出身。身長163センチ。2022年のPLDA女子ドラコン世界選手権で優勝。最高飛距離は342ヤード。LPGAティーチングプロA級の資格を取得してレッスンも行っている。

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●関連記事の【川崎春花は158cm・51kgで、なぜ250Yも飛ぶ? 「右腕は外に回しつつ下ろすと、インから下ろせる」【プロコーチが解説】】では、川崎のスイングについて徹底分析している。

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