苦境続く西村優菜、前向きに「あと2日はアンダーで」 米ツアー3年目の新たな取り組みも告白…

<HSBC女子世界選手権 2日目◇28日◇セントーサGC(シンガポール)◇6779ヤード・パー72>

昨年大会で最終日に「66」をマークし、トータル9アンダー・3位タイで終えた西村優菜だが、今年は苦戦中だ。
「きょうは少しパターが入りきれなかったのもあるのですけど、やっぱりショットが…」と肩を落とす。初日はまさかのアクシデントがあり“2罰打”もあり、8オーバーの「80」でプレー。さらに、課題となったショットの悪さがが2日目に出てしまった。

初日のラウンド後、練習場で調整は行い「きのうよりマシだったところはあるんですけど、ロングパットが残るシーンが多かった。つけたいところでつかなかったですし、あまりバーディチャンスがなかった」と、2バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「75」とスコアを伸ばすことができなかった。

前戦の「ホンダLPGAタイランド」でも、3日目までで4オーバーとスコアを崩していた。ただ、「ショットがどうかなって思っているなかで、ビッグスコアが出てくれたのは少し安心ができた」と、最終日に6アンダーの「66」をマークし手応えも感じていた。今回もショットに苦戦しているが、「あと2日はアンダーで回りきりたい」と今大会は予選カットがないため、残り2日間は好感触を取り戻すべく、最後まで諦めずに挑んでいく。

西村は今年、新たな取り組みを行っている。「今年からトレーナーさんについてもらっている」と、全体的なパフォーマンス向上を求めてトレーナーを帯同させている。「きょうはトレーニングがあるので帰ります」と気温30度を超える炎天下でのラウンド後も、涼しい顔でトレーニングに向かった。

試合があるときでも「週3ぐらい」のペースで行っている。「飛距離は伸びたらいいなと思っているぐらいなんですけど、怪我しないこと、もっと体を強くしないとやっぱり(米国で戦うには)難しいところがあるので、少しずつできたらなと思っています」と“米初V”に向けての新しい挑戦となる。

2日目を終えて、トータル11オーバー・63位タイ。「いろいろ考えながらショットは打たないといけないとは思いますが、しっかりスコアを出せるように頑張りたい」と大きな巻き返しを狙う。(文・高木彩音)

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