ミラン、今季初の2連敗で上位陣との勝ち点差縮められず…R・レオン「僕ら選手の責任」

 セリエA第9節延期分が27日に行われ、ミランは敵地でボローニャに1-2で敗れた。試合後、ミランに所属するポルトガル代表FWラファエル・レオンが『スカイ・イタリア』を通して、現在のチーム状況について語った。

 試合は序盤からミランがより多くのチャンスを作り、43分にはメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスのヘッドに抜け出したR・レオンが、GKも抜き去って先制ゴールを奪取。ミランは1点をリードして前半を終えたが、後半に入ると48分、セットプレーからU-23アルゼンチン代表FWサンティアゴ・カストロに同点ゴールを許すと、82分にはスイス代表FWダン・ンドイに決勝点を奪われ、1-2と逆転負け。ミランはこれで公式戦3試合未勝利となっただけでなく、今季のセリエAで初の連敗を喫した。

 試合後、R・レオンは「今日は奇妙な試合だった。僕らが良いサッカーを見せたとは言えないのかもしれないけれども、監督の望んだプレーはできたと思う。前半はとてもうまくいったが、後半はそうではなかった。奇妙な失点をしたことも事実だけど、それについてはあまり話したくない。後半はあまりにもチームの姿勢が変わってしまった」とコメント。「この敗戦の責任は、僕ら選手にある」として、悔しさを露わにした。

 この後、ミランは中2日でラツィオとのホームゲームが控えている。5位につけるラツィオと8位につけるミランの勝ち点差は「6」まで広がっており、来季の欧州カップ戦出場権を目指すならば、是が非でも3ポイントが欲しいゲームだ。「今のチームが置かれた状況は非常に難しいが、まだ多くの試合が残っている。既にラツィオ戦のことを考えている」と明かしたR・レオンは、ラツィオ戦、そして来季に向けても重要なシーズン終盤戦に向けて、次のように意気込みを語った。

「次のラツィオ戦は非常に重要な試合で、団結して臨まなければならない。来季のチャンピオンズリーグのことを考えるのはまだ早い。すべての試合を最終戦として捉えて、一戦一戦を大事にして戦わなければならない。セリエAは難しいリーグだし、誰もが勝ち点を失う可能性があるが、次のラツィオ戦での勝利は必要不可欠だ」

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