後半2失点のミラン、今季初のリーグ戦連敗…R・レオンが先制弾マークもボローニャに痛恨の逆転負け

 セリエA第9節・延期分が28日に行われ、ボローニャとミランが対戦した。

 ここまで25試合を消化したリーグ戦で11勝8分6敗を記録し、勝ち点「41」の7位につけるミラン。今季序盤は不安定なスタートを切った同クラブだが、昨年末にセルジオ・コンセイソン監督へ指揮官を交代して以降はリーグ戦2敗のみと順調にポイントを積み上げている。対するは8位のボローニャ。今シーズンはともにチャンピオンズリーグを戦った両クラブが激突する。

 試合は立ち上がりからボローニャが主導権を握ったものの、44分にミランが均衡を破る。ゴールキックからプレーが再開され、GKマイク・メニャンが素早く前線にフィードを供給。サンティアゴ・ヒメネスが競り勝ってボールを繋ぎ、マーカーとのコンタクトを制したラファエル・レオンがボックス内に抜け出す。冷静にドリブルでGKを交わすと、最後は無人のゴールにシュート。シンプルな攻撃で先制弾を挙げた。

 リードを許したボローニャも後半開始直後にスコアを振り出しへ戻す。48分に敵陣右サイドでフリーキックを得ると、ルイス・ファーガソンが右足でペナルティエリア内にクロス。ボールはジョヴァンニ・ファッビアンの体に当たってゴール前にこぼれ、サンティアゴ・カストロが押し込んでネットを揺らした。

 さらに82分、ボローニャが最終ラインからテンポ良くパスを交換して前進。左サイド深くでスローインを獲得し、ボールを受けたニコロ・カンビアーギがドリブルで相手選手を振り切り左足でクロスを入れる。ディフェンダーとの駆け引きを制したダン・ンドイが飛び込むと、ダイレクトで合わせたシュートがゴールイン。値千金の逆転弾をマークした。

 結局、そのまま試合は2-1で終了。ボローニャが“同勝ち点対決”に勝利し、白星を掴み取った。次節は来月2日に行われ、ボローニャはホームでエンポリと対戦。ミランはホームでラツィオと対戦する。

【スコア】

ボローニャ 2-1 ミラン

【得点者
0-1 43分 ラファエル・レオン(ミラン)
1-1 48分 サンティアゴ・カストロ(ボローニャ)
2-1 82分 ダン・ンドイ(ボローニャ)

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