ルドビグ・オーバーグが2勝目、タイトリストの何を使っていた?【WITB】

<ジェネシス招待 最終日◇16日◇トリーパインズGC サウスC(カリフォルニア州)◇7765ヤード・パー72>
PGAツアーの最終日は、首位と2打差からスタートしたルドビグ・オーバーグ(スウェーデン)が8バーディ・2ボギーの「66」でトータル12アンダーに到達。逆転で2年ぶりの2勝目を果たした。契約を結ぶ米国アクシネット社も勝利を称え、使用ギアや彼のコメントを紹介する。
 
「タイトリストのブランドアンバサダー、ルドビグ・オーバーグはPGAツアーで2度目の優勝を決めたボールストライクで、日曜日のトリーパインズの終盤に勝負強さを見せ、最後の6ホール中4ホールでバーディを奪って1打差で勝利しました。オーバーグはNEW 2025 Pro V1xボール、TSR2ドライバー、T100アイアン、Vokey SM10ウェッジを使用して、SG:ティ・トゥ・グリーンでトップに立ち、ティショット(+2.855)、アプローチショット(+5.432)、グリーン周り(+1.713)で合計10ストロークを獲得しました」(同社広報)
 
今大会の3日目までは『GT2』ドライバーを使用していたが、最終日に『TSR2』ドライバーに変更したオーバーグ。3Wと7Wのテーラーメイド『ステルス2』、オデッセイ『ホワイト・ホット VERSA#1』パター以外の11本は下記のようにタイトリスト製クラブを使用。そして、今季から新作ボールへ変更した際にこう話している。
 
「ドライバーのスピンの範囲を少し狭めることが大きなポイントでした。アイアンの反応も非常に似ていて、グリーン周りでは少し柔らかくなり、スピンコントロールがしやすくなったように感じて、その点に満足しています。僕らのレベルの試合は非常に拮抗していて、良いシーズンはほんの数ポイント差で決まることもあります。だから、ほんの少しでも良いプレーができたり、安定性が増したり、コントロールが良くなったりするのであれば僕はそれに挑戦するし、ほとんどの選手もそうすると思います」(オーバーグ)
 
なお、今大会の使用率でもタイトリストは多くのカテゴリで定位置のNo.1をキープ。ボール(67%)、ドライバー(36%)、アイアン(31%)、ウェッジ(49%)の中でも契約外の使用が目立つのがウェッジ。同社は契約外にて名をふせて「上位8名の選手全員、そして上位11名のうち10名が、少なくとも1本はボーケイウェッジをバッグに入れていました」と報告していた。
 
【ルドビグ・オーバーグの同社使用ギア】
1W:TSR2(9.0°ベンタスブラック6X)
4I~PW:T100(KBS Tour 130X)
A,S,LW:Vokey Design SM10(50.08F,54.10S,60.08M 〃 )
BALL:2025 Pro V1x
 
【上位8人のボーケイウェッジ】※2位以下は全員契約外
1位 L・オーバーグ『SM10』50.08F、54.10S、60.08M
2位 M・マクネリ『SM10』46.10F、50.08F
3位 S・シェフラー『SM8』50.12F、56.14F『SM9』WedgeWorks 60T
3位 P・ロジャース『SM9』50.12F、56.12D、60.08M
5位 P・キャントレー『SM7』46.10F、52.08F『SM9』56.08M、WedgeWorks 60T
5位 T・フリートウッド『SM9』60.08M
5位 T・フィナウ『SM10』60.04T
5位 D・マッカーシー『SM10』52.12F、56.08M、WedgeWorks 60L

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