岩井明愛・千怜ツインズはルーキー初戦で予選落ち 「“楽しんだもん勝ち”だと改めて思った」

<ファウンダーズカップ 2日目◇7日◇ブレイデントンCC(米フロリダ州)◇6465ヤード・パー71>

米最終予選会(Qシリーズ)を通過して、これがルーキーデビュー戦だった岩井明愛・千怜のツインズは悔しい結果に終わった。明愛が「76」「71」の5オーバー、千怜が「73」「73」の4オーバーでともに予選落ちを喫した。
「やるしかない」という気持ちとともにビッグスコアで週末行きを目指した千怜は、6番パー5でバーディを先行させたが7番でボギー。「自分の中ですっきりしないというか、(バーディの)イメージが湧かなかったですね。耐えて耐えてという感じのゴルフでした」。折り返し直後の10番では2メートルのチャンスを決められず、流れは好転しなかった。

「ラインがやっぱり読みづらいのもあったし、自分を信じ切れていないところが結果に出たかなという印象。“何か”があるんだよなあ…」。後半はボギーが3つで、カットラインは遠のいてしまった。

技術面はもちろんのこと、メンタル面についても口にした。「“楽しんだもん勝ち”だなと改めて思った。どの試合に出られるのかも分からないので、『予選を通らなきゃ』という気持ちで自分を追い込んでいた部分が多かったのかなと。キャディーさんが笑わせてくれた時に『あ、今の自分は楽しんでいる』とふと気づかされました」。

「本当に悔しいです」と振り返る明愛も、同じくメンタル面の準備不足を感じた2日間だった。「自分のやりたいこともできないし、もっと練習も経験も必要。技術の面もあるかもしれないけど、一番はやっぱり気持ちの部分が大きいかなと思います」。初日に比べて緊張感が少なかった分、ショットの精度が大幅に改善されたが、出遅れを巻き返すことはできなかった。

岩井ツインズの2025年シーズンは幕が開け、12日開幕の欧州女子ツアー「PIF サウジ女子インターナショナル」、米女子ツアー「ホンダLPGAタイランド」と3連戦が続く。「移動とかも初めての経験。どんな感じかというのを吸収しつつ、そのなかでゴルフで結果を出していくしかない。いろいろ吸収して、練習して、経験です」。悔しさを糧に、ツインズはさらに強くなる。(文・笠井あかり)

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