川崎春花は158cm・51kgで、なぜ250Yも飛ぶ？ 「棒立ちアドレスでハンドアップがいい」【プロコーチが解説】

身長158cm、体重51kgと小柄なのに、ドライバーでは250ヤード超えのショットを放つ川崎春花。どうしてそんなに飛ぶのか？　1月23日発売のゴルフ雑誌ALBA909号では、川崎が効率的に飛ばせるポイントをプロコーチの阿河徹が分析。ゴルフ仲間から「ミスター180ヤード」と呼ばれるお笑い芸人、岩井ジョニ男さんが阿河の指導で川崎のスイングに挑戦する。
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【ジョニ男】さっきドライバーを打ちましたけど、163ヤードしか飛ばなかった……。どうすれば、川崎春花プロのように飛ばせますか？

【阿河】高いトップを作って川崎プロのように”上から下に振る”ためには、アドレスの修正が必要です。ジョニ男さんは、幅広スタンスで腰を落として構えていますね。これだとハンドダウンになり、トップが小さくなるためボールを強く叩けません。

【ジョニ男】コンパクトなトップがいいのかと思っていました……。

【阿河】高いトップを作るためにも、終始重心を高くキープするイメージで、棒立ちで構えてください。そうすると、ハンドアップになって手元を高く上げやすい。また、スタンス幅は狭くした方が、重心を高く保ちやすくなりますよ。

■川崎春花
かわさき・はるか／2003年生まれ、京都府出身。22年のルーキーシーズンにメジャー初優勝を含む2勝をマーク。昨シーズンはキャリアハイとなる年間3勝を挙げてメルセデス・ランキング9位と躍進した。村田製作所所属。

■阿河 徹
あが・とおる／1976年生まれ。谷原秀人や金田久美子など、これまでに50人以上の男女プロゴルファーを指導。現在は藤本佳則や塩見好輝らを教えている。東京都世田谷区にある井山ゴルフ練習場を中心にレッスン活動を行う。

■岩井ジョニ男さん
いわい・じょにお／年齢非公表。千葉県出身。ベストは89だが、普段は100前後。飛ばないスライスが持ち球で、飛距離は諦め気味。仲間からも“ミスター180ヤード”と呼ばれている。

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