
ミランは4日、チェルシーから期限付き移籍でポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを獲得したことを発表した。
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、レンタル料は200万ユーロ(約3億円)。チャンピオンズリーグ出場権の獲得やシーズン後半でのタイトル獲得に応じて最大250万ユーロ(約4億円)の追加ボーナスが発生する模様だ。なお、給与に関してはミランが全額負担するという。背番号は「79」に決定した。
スクデット奪還に向けて、パウロ・フォンセカ前監督の下で再出発を切った今シーズンのミラン。しかし、序盤戦から不安定な戦いが続くと、7勝6分4敗・勝ち点「27」の暫定8位で迎えた第17節終了後にポルトガル人指揮官の解任を発表した。後任にはJ・フェリックスと同じジョルジュ・メンデス氏が代理人を務めるセルジオ・コンセイソン監督が就任し、以降9試合の成績は5勝2分2敗となっている。
新監督のもと、今冬の移籍市場で積極的に動いているミランは、マンチェスター・シティからイングランド代表DFカイル・ウォーカーを獲得したほか、スペイン代表FWアルバロ・モラタをガラタサライへ売却し、フェイエノールトからメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスを完全移籍で獲得。さらにチェルシーから期限付き移籍でJ・フェリックスを獲得したことが発表された。
現在25歳のJ・フェリックスは、昨年8月にアトレティコ・マドリードからチェルシーへ移籍し、2031年6月30日までの7年契約を締結。今季ここまで公式戦20試合の出場で7ゴール2アシストを記録しているが、リーグ戦のスタメンはわずか3試合のみにとどまっており、出場機会が限られていた。
【プレー動画】ジョアン・フェリックスのゴール&プレー集