昨夏ミラン加入も…FWモラタ、ガラタサライへの買取OP付きレンタル移籍が決定

　ミランに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタが、ガラタサライに加入することが決定した。2日、両クラブが発表している。

　なお、ガラタサライの発表によると、2025年2月2日から2026年1月31日までとなるレンタル移籍で今季後半戦と来季前半戦を合わせて600万ユーロ（約9億5700万円）を支払うことになるという。

　さらに、契約には2026年1月15日までに書面による通知を行うことを条件に6回払いが可能となる800万ユーロ（約13億円）で完全移籍となる買い取りオプションが付随。また、2026年1月15日時点で買い取りオプションを行使しなくても、同年6月30日までレンタル期間を延長できるオプションもあり、レンタル延長の場合には300万ユーロ（約4億7800万円）が追加で支払われることになる。

　そして、その後には2026年6月10日までに書面による通知を行うことを条件に6回払いが可能となる900万ユーロ（約14億円）で完全移籍となる買い取りオプションがあることも伝えられている。

　現在32歳のモラタは、レアル・マドリードの下部組織出身で、2010年12月にトップチームデビューを果たした。その後は、ユヴェントスやチェルシーなどでのプレーを経て、2019年1月にアトレティコ・マドリードにレンタル移籍となり、2020年7月に完全移籍となった。2020年9月にはユヴェントスにレンタル移籍したが、2022年7月アトレティコ・マドリードに復帰し、昨年7月にユヴェントスに完全移籍となっていた。

　1年の延長オプションも付随する2028年6月30日までとなる契約を締結したことが明らかになっていたが、今シーズンここまで公式戦25試合の出場で6ゴール2アシストを記録するにとどまっており、わずか半年でミランを離れることになった。