チェルシー、ドルトムント守護神コベルの来夏獲得を検討か…マンUも動向を注視?

 チェルシーがドルトムントに所属するスイス代表GKグレゴール・コベルに関心を寄せているようだ。30日、イギリス紙『インデペンデント』が伝えている。

 エンツォ・マレスカ監督のもとで再出発を切ったチェルシーは、プレミアリーグでここまで11勝7分5敗という成績を残し6位につけるなど、まずまずのシーズンを過ごしている。しかし、スタメンを張るスペイン代表GKロベルト・サンチェスは好セーブでチームを救う一方、ビルドアップやハイボール処理の場面で不用意なミスからピンチを招いており、現地では度々批判に晒されている。

 1-3で敗れたプレミアリーグ第23節マンチェスター・シティ戦後、マレスカ監督は失点に関与したサンチェスについて「私たちはロベルトを信頼している。しかし、このような瞬間にミスを犯していることを真っ先に完全に理解しているのはロベルトでもある」などと語り信頼を強調。しかし、クラブは今シーズン終了後の夏の移籍市場でGKを強化するべく、獲得候補の選定を進めているという。

 報道によると、チェルシーはGKに求める基準の多くを満たす選手として、ドルトムントの守護神コベルの動向を注視しているようだ。ホッフェンハイムやアウクスブルク、シュトゥットガルトを経て、2021年夏にドルトムントへ加入した27歳は、ここまで公式戦通算143試合に出場。スイス代表ではヤン・ゾマー(インテル)の控えに留まっていたが、同選手が代表チームを去った現在は正GKとして活躍している。

 なお、マンチェスター・ユナイテッドもチェルシーと同様の理由からコベルに関心を寄せている模様。補強の優先度は低いが、今夏に争奪戦が勃発する可能性も否定はできないという。

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