「僕の方が格好いい!」親友コンビの“ローリー&ローリー”が同日エース達成

<AT&Tペブルビーチ・プロアマ 初日◇30日◇ペブルビーチGL(6972ヤード)、スパイグラスヒルGC(7041ヤード・いずれもパー72)◇米カリフォルニア州>

アイルランドはお祭り騒ぎだったかもしれない。今季のシグネチャー・イベント第2戦「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」の初日。親友同士の“ローリーとローリー”がそろってホールインワンを達成した。

その一人が、今季米ツアー初出場のローリー・マキロイ(北アイルランド)。スパイグラスヒルGCの15番パー3は、119ヤードの打ち下ろしだった。54度のウェッジで打ったマキロイのティショットは、ダンクシュートのように直接カップイン。米ツアー2度目のエースを達成した。

「あれはラッキーだった。カップに入らなかったら、(ピンに跳ね返って)池までまで戻っていたかもしれない」。2023年「トラベラーズ選手権」以来となるホールインワンに、両手を上げて大喜びした。

そして午後になると、今度はシェーン・ローリー(アイルランド)がペブルビーチゴルフリンクスで最も有名な7番パー3でホールインワンを決めた。113ヤードのショットはピン左手前で3度跳ねて、そのままカップイン。こちらも両手を上げてバンザイすると、同伴競技者とハグを交わして喜びを分かち合った。

「きょうの7番は簡単だったが、それでも正確な距離を打たなければならなかった。106ヤードをロブウェッジで打とうかと思ったが、手前から攻めることにして54度で打った。大きく跳ねて、完璧なショットになったね」と大満足。ちなみにローリーにとっては2016年「マスターズ」、2022年の「ザ・プレーヤーズ選手権」に続く3度目のエースとなった。

マキロイのカップ直撃エースの映像を見たローリーは、「あれはスラムダンクだね。僕のエースの方がずっと格好いいさ」と大笑いして去っていった。(文・武川玲子=米国在住)

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