
ユヴェントスを率いるチアゴ・モッタ監督が、25日に行われたセリエA第22節ナポリ戦を振り返った。同日にイタリアメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えた。
今季ここまで引き分けが多いながらもリーグ戦無敗を維持するユヴェントスは、6連勝中の首位ナポリと敵地で対戦。前半終盤に新加入のランダル・コロ・ムアニが先制点を挙げたものの、後半の2失点で逆転され、ついに今シーズンのリーグ戦で初黒星を喫した。
モッタ監督は同試合後、「敗れて残念だ。私たちは良い前半を過ごし、彼らに大きな困難をもたらした。ナポリは強く、優秀なコーチに率いられている。そして、彼らは1週間にわたって準備してきたが、私たちは多くの試合を戦いながらやってきた。(その疲労が)後半になって現れた。後半は前半に良くやれたことの再現ができなかった」とコメント。欧州大会やスーパー杯に参戦していないナポリとのコンディションの差が、最終的に明暗を分けた要素の一つになったと分析した。
また、同監督は「ユーヴェは2019年からこのスタジアムで勝てていない。これも重要なデータだと思う。つまり、私たちにとってここでの戦いは決して楽なものにはならないということだ」と強調。“ビアンコネロ”の指揮官はさらに、「個性の欠如ではない。それは前半に相手を苦戦させた際に私たちが披露したものだ。(チャンピオンズリーグの)ブルッヘ戦で多くのエネルギーを使い。今日の後半はエネルギーが落ちてしまった」と言葉を続けた。
「初黒星は残念だが、今すぐに次の試合へ対応しなければならない」とモッタ監督。ユヴェントスは29日のチャンピオンズリーグでベンフィカとホームで対戦し、2月2日のリーグ戦ではエンポリをホームに迎える。
【ハイライト】ナポリ 2-1 ユヴェントス