ウォーカーがミラノ到着! メディカルチェック受診へ、ミラン移籍成立が間近に迫る

 マンチェスター・シティに所属するイングランド代表DFカイル・ウォーカーが、新天地となることが噂されるミランの本拠地・ミラノに到着した模様だ。『スカイ・イタリア』等複数の現地メディアが報じている。

 ウォーカーについては、マンチェスター・シティとの現行契約を2026年6月30日まで残しているものの、今冬の移籍市場で新天地を求めることが確実視されている。発端となったのは今月11日に行われたFAカップ3回戦のサルフォード戦(○8-0)の後、ジョゼップ・グアルディオラ監督が発した「2日前、カイルは海外でプレーする選択肢を探したいと申し出た」というコメント。サルフォード戦も含めて、マンチェスター・シティが消化した直近4試合の公式戦では、いずれもメンバーから外れていた。

 移籍報道が加熱するなか、サウジアラビアのクラブやインテルなどからの関心も報じられたが、最終的には“本命”と目されていたミラン行きで話はまとまったとのこと。『スカイ・イタリア』の情報によると、ミランはウォーカーと2027年6月30日までとなる契約で個人合意に達した後、クラブ間交渉を進め、500万ユーロ(約8億円)の買い取りオプションが付随する無償のレンタル移籍でクラブ間交渉は完結したと報じられた。なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、レンタル移籍期間中の給与は全額ミランが負担するという。

 そんなウォーカーが現地時間23日、ミラノに姿を見せた。フライトが当初の予定よりも若干遅れ、13:00ごろにミラノのリナーテ空港に現れたウォーカーは、ホテルへ移動したあと、メディカルチェック受診へ向かったという。移動中にはミランのファンからのサインにも応じたようだ。メディカルチェックの終了後、クラブオフィスの『カーサ・ミラン』へ移動し、移籍に向けた最終的な手続きと正式なサインをする予定だと伝えられた。

 現在34歳のウォーカーは2017年夏、推定移籍金およそ5000万ユーロ(現在のレートで約81億円)でトッテナムからマンチェスター・シティへ完全移籍加入。以降は右サイドバックの主軸として活躍し、前人未到のプレミアリーグ4連覇に加えて、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)優勝にも貢献した。昨季からはキャプテンを務め、チームのリーダー格としても期待されていたが、今季はパフォーマンスが安定せず。公式戦全体で見ると18試合のピッチに立っているが、出場時間は減少していた。

 在籍期間は公式戦通算319試合出場6ゴール23アシストを記録し、マンチェスター・シティの“顔”として長らく活躍したウォーカーの移籍成立は、間近に迫っている。

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