豪代表の主将GKライアン、自身8カ国目はフランスに決定! ローマからRCランスへ完全移籍

 RCランスは21日、ローマからGKマシュー・ライアンを完全移籍で獲得したことを発表。契約は2025年夏までの半年間となることを併せて伝えている。なおイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、移籍金は80万ユーロ(約1億3000万円)とのことだ。

 “サッカルーズ”のキャプテンが、自身8カ国目となるフランスでの冒険を始める。1992年4月8日生まれのライアンは現在32歳。母国オーストラリアでプロキャリアをスタートさせると、2013年夏に海外初挑戦としてクラブ・ブルッヘに加入。ここから、バレンシア、ヘンク、ブライトン、アーセナル、レアル・ソシエダ、コペンハーゲン、AZと欧州複数クラブのゴールマウスを守った。一方で、昨夏からはローマにプレーの場を移したものの、半年間で公式戦1試合出場と、セカンドGKとしてベンチを温める日々が続いていた。

 また、2012年12月にデビューを飾ったオーストラリア代表では、通算96キャップを保持している。今冬に名古屋グランパスからメルボルン・ビクトリーへと移籍したGKランゲラックとしのぎを削り、FIFAワールドカップで3大会連続となる正守護神を務めた他、2015年にはAFCアジアカップ優勝にも大きく貢献した。

 クラブによると、“血と黄金”のシャツを纏うオーストラリア人選手は、1990年代前半に活躍したロビー・スレイター氏らに続いて史上3人目とのこと。RCランスのピエール・ドレオッシMD(マネージング・ディレクター)は、「プロとして454試合の経験を積んだマシュー・ライアンは、アルテジアンのチームにとって大きな補強となるだろう。このゴールキーパーは、10年以上に渡ってオーストラリア、さらにはオセアニア大陸で最高の選手のひとりとしての地位を確立してきた」としつつ、「マテューは、リーダーシップと価値観に定評のあるオールラウンドなGKで、同ポジションの強化という点で我々が求めていたキャラクターに合致する」と期待を寄せている。

【公式発表】RCランス加入が決定したGKライアン

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