クヴァラツヘリア退団のナポリ、ガルナチョと個人合意か…クラブ間交渉で金銭面に隔たりも“秘策”あり?

 セリエAのナポリが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョと個人合意に至ったようだ。21日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がナポリで発行されている日刊紙『イル・マティーノ』の報道を引用して伝えている。

 ここまで21試合を消化したリーグ戦で16勝2分3敗を記録し、勝ち点「50」の首位に立つナポリ。今夏に指揮官へと就任したアントニオ・コンテ監督の下で好調を維持する同クラブは、ベルギー代表FWロメル・ルカクら新戦力の活躍もあり、2年ぶりのセリエA制覇に向け順調なシーズンを過ごしている。しかし、今冬の移籍市場では左ウイングの主力であったジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアが退団。パリ・サンジェルマンへの完全移籍が決まった。

 クラブを去ったクヴァラツヘリアの後釜候補として報じられるのが、マンチェスター・ユナイテッドでプレーするガルナチョだ。すでにナポリが獲得に向けたオファーを提示したとも噂されており、今冬の最優先ターゲットとして名前が挙がっている。

 そんななか、ナポリがガルナチョと個人合意に至った模様。選手側もマンチェスター・ユナイテッドに退団希望を伝達したという。一方で、マンチェスター・ユナイテッドは約8000万ユーロ(約130億円)の移籍金を要求しているものの、ナポリの提示オファーは5000万ユーロ(約81億円)である様子。6000万ユーロ(約97億円)以上での入札は行わない意向であると主張した。

 しかし、ナポリにはマンチェスター・ユナイテッドとの交渉を有利に進める“秘策”があるとのこと。ナポリはガラタサライにレンタル移籍中のヴィクター・オシムヘンを来夏に“割引価格”でマンチェスター・ユナイテッドへ提供する可能性があるようだ。ナイジェリア代表FWが金銭面の隔たりを解消する鍵になるか。

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