CEO退任のノーマンをマキロイが賛辞「LIVゴルフは今後も存続する」

ドバイで開催されているDPワールド(欧州)ツアー「ヒーロー・ドバイ・デザートクラシック」の第1ラウンドを終えたローリー・マキロイ(北アイルランド)が、LIVゴルフのCEOを退任したグレッグ・ノーマン(オーストラリア)についてコメントした。米英のメディアが伝えた。
「ノーマンは(LIVゴルフの)最初の2年間、多くの非難を浴びた」とマキロイ。「おそらく、ゴルフ界でその役割を果たせたのはノーマンだけだろう。そしてLIVゴルフを軌道に乗せた。それは称賛すべきことだけど、今はもっと経験豊富な人物に交代する時期だ」と話した。

新たなCEOには、米プロスポーツで数十年のエグゼクティブ経験を持つスコット・オニール氏の就任が決定。ノーマンはLIVゴルフに留まって支援を続けるが、具体的な役職は不明とされている。

反LIVゴルフの急先鋒だったマキロイは、これまで「ノーマンがLIVゴルフから去るべき。ノーマンがいる部屋では誰も何も話さない」と厳しく批判してきた。2023年にPGAツアーとの統合の骨組みが発表されてからも「ノーマンは退任すべき」と主張していたが、最近はその姿勢が軟化している。

「LIVゴルフは今後も存続するだろう。簡単になくなることはない。スコットは素晴らしい実績を持ち、スポーツリーグを引き継ぐのにふさわしい人物。新しいLIVゴルフにとって、とてもいい変化だと思う」と新CEOを歓迎した。(文・武川玲子=米国在住)

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