ジンチェンコ、今冬にアーセナル退団の可能性…ドルトムントが代理人と交渉中か

 ドルトムントがアーセナル所属のウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコに関心を寄せているようだ。14日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在28歳のジンチェンコは母国の名門シャフタール・ドネツクの下部組織やロシアのウファを経て、2016年夏にマンチェスター・シティへ完全移籍で加入した。レンタル期間を除いた5年間で公式戦通算128試合出場2ゴール12アシストという成績を残すと、2022年夏にはアーセナルへ移籍。初年度は“偽サイドバック(SB)”として持ち前のテクニックに裏打ちされた高い攻撃性能を存分に発揮し、チームの躍進を支えた。

 しかし、在籍2年目の昨シーズンから徐々に出場機会が減少。迎えた今シーズンはイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリが加入した影響もあり、ここまで公式戦11試合の出場に留まっている。

 こうした現状を考慮し、ジンチェンコは今冬のアーセナル退団を希望している模様。移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、現在ドルトムントが同選手の獲得に興味を示しており、ここ数日間に渡って代理人との具体的な話し合いを行なっているようだ。アーセナルは2000万ユーロ(約32億円)の買い取り義務が付随したレンタルでの放出に前向きとも報じられている。

 今シーズンは最終ラインを中心に負傷者が続出し、難しい台所事情での戦いを余儀なくされることも多いアーセナル。果たして現行契約を2026年6月末までの残すジンチェンコを今冬に放出するのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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