いざ新天地での新シーズンへ…鬼木監督がコメント「“鹿島らしさ”というものを全面に出して」

 12日に鹿島アントラーズの新体制発表会が行われ、2025年シーズンから指揮を執る鬼木達監督がコメントした。

 メディアからの質疑応答に応じた鬼木監督は、「『すごく期待をしています』という話をサポーターの方からも直接いただいたりとかもしていますし、またこういう場で直接サポーターの方を見ますと、緊張感もありますね。やっぱり期待に応えたいと思うのと、それと同時に自分が『ここでタイトルを取りたい』という思いの方が強いなかで来たと思っていますので、自分の思いとそう思ってもらっているという期待に応えたいなという、強い思いが一番あります」と語った。

 チームに掲げた「全員守備・全員攻撃」という言葉については「攻撃と守備二つに分けるのではなく、全部がつながっているものっていう(意識)。そういうものをやっぱり言い続けて、分かっていることをやれる強さっていうのは、それを伝え続けることが大事だと思っていますので。そういう思いで『分かっていても言い続ける』、『(伝わっている)だろう』にしないということは(大事だと)思っています」とコメント。

 求める戦術やマインドについては「やっぱり攻撃的に戦うということを、全員に押し出してほしいなと思っています。得点の部分もそうですし、攻撃的な守備の部分もそうですし、見ている人が喜んでもらえるような、驚くようなプレーが出ること。それは巧さの部分かもしれませんし、強さの部分かもしれませんし、とにかく相手を圧倒するためにどうやって戦っていくかというのは、自分だけではなくて選手と密にコミュニケーションを取りながら、“鹿島らしさ”というものを全面に出して戦っていける、そういうサッカーをしていきたいなと思っています」と選手への期待も示した。

 新チームとして始動してから選手たちはさまざまなポジションでプレーしているが、同監督は「今はいろんな選手がいろんなポジションをやるべきだと思っていますし、選手というのは自分の『ここが特徴だろう』と思いながらもそうじゃないケースもあります。それこそ知念(慶)なんかもね、僕は見極められなかったですけど(笑)、ボランチにいってベストイレブンになると、やはりそういう意味ではいろんなポジションを見るというところは大事だと思っています」と、川崎フロンターレ時代からの教え子にも触れながら言及した。

 そして「やっぱりこのクラブで、選手とサポーターと共に喜び合いたいと思っているだけなので、成功したらとか失敗したらとか、そういうところはもしかしたらないかもしれないですね。結果は結果というか。やるべきことをやってダメなら仕方ない、その代わり最善の準備をしたいと思っていますので、これから年間を通してそういう日々が続くのかなと思っています」と新たなシーズンに向けて意気込みを示している。

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