横浜FMが新体制発表、目標にACLE制覇 西野SD「獲得活動中の選手が何名かいる」

 横浜F・マリノスは11日、2025シーズンの新体制発表会を実施した。

 中山昭宏代表取締役社長が冒頭であいさつ。チームスローガンを新たに『Be a Stunner 圧倒的な存在であれ』に設定し、現在勝ち残っているAFCチャンピオンズリーグエリートの優勝を具体的な目標の一つとして掲げた。

 またスポーツダイレクターとして強化スタッフに入る西野努氏から、編成方針などがサポーターへ説明され、「既存のチームをベースとする」ことと、「アタッキングフットボールの再構築」を軸に進めていくとした。さらにコロンビア人DFジェイソン・キニョーネスの加入内定をサポーターの前でサプライズ発表。西野SDからは「長身でスピードもあり、何よりもパーソナリティ。リーダーシップがあり、ディフェンスラインを統率してくれる期待をしています」と紹介された。加えて「チームの始動には間に合いませんでしたが、獲得活動中の選手が何名かいる」ことも明かされた。

 昨季はリーグ戦9位に終わった横浜FM。スティーブ・ホーランド新監督を迎える新シーズンとなる。自身のキャリアとしてはチェルシーやイングランド代表などコーチ業が中心だったため、初のトップチームの監督業となるが、発表会に登壇したホーランド監督は、「日本はもちろん世界でも知られている横浜F・マリノスという名門に来られたことをうれしく思います。このクラブがスタートした1992年から、一度も2部に落ちていないというクラブのうちの一つ。そして今日までに5つの星をつけて戦っていることが証明しています」と、横浜FMを指揮できることが誇りであるとし、昨季に視察で訪れた試合やアウェーでのACLでの戦いなどでのファン・サポーターの声援に感銘を受けたと続け、「スタジアムで皆さんに会えることが楽しみですし、日本、そしてアジアに轟かせる声援が楽しみです」とサポーターへ呼びかけた。

 新体制発表会では2025シーズンに使用するユニフォームもお披露目。新加入選手の背番号も決定し、川崎フロンターレから加入した遠野大弥が「9」を背負うほか、サガン鳥栖から4年半ぶり復帰となる朴一圭が「19」、京都サンガF.C.から加入した鈴木冬一が「25」、この日加入内定が発表されたキニョーネスが「13」を着用することになった。

GK
1 ポープ・ウィリアム
19 朴一圭 ☆新加入
21 飯倉大樹
31 木村凌也 ☆新加入

DF
2 永戸勝也
13 ジェイソン・キニョーネス ☆新加入
16 加藤蓮
27 松原健
39 渡邊泰基
43 埜口怜乃 ☆新加入

MF
6 渡辺皓太
8 喜田拓也
17 井上健太
20 天野純
25 鈴木冬一 ☆新加入
28 山根陸
34 木村卓斗 ○復帰
37 松田詠太郎 ○復帰
42 望月耕平 ☆新加入
45 ジャン・クルード
47 山村和也

FW
7 エウベル
9 遠野大弥 ☆新加入
10 アンデルソン・ロペス
11 ヤン・マテウス
14 植中朝日
23 宮市亮
46 浅田大翔 ☆新加入

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