飛距離310yd超の怪物アマ・松山茉生が“海外デビュー” 松山英樹とも練習ラウンド「いい勉強に」

<ソニー・オープン・イン・ハワイ 事前情報◇8日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

「本当にいい勉強になりました」。ハワイでの米国男子ツアー出場を有意義なものにしているのは、16歳のアマチュア・松山茉生(まお、福井工大付福井高)だ。
昨年の「日本アマ」を大会史上最年少の15歳344日で制覇。高校1年生にして平均飛距離310ヤードをゆうに超えるポテンシャルが魅力だ。昨年11月に「ダンロップフェニックス」では松山英樹とともにプレー。その際、マスターズ王者に「あの子がアマチュアでいることが怖い」とまで言わせるなど、大きな期待を寄せられている。

今週も開幕前の現地時間7日には、松山や久常涼、杉浦悠太とプレーし、多くの学びを得た。その松山は先週のシーズン開幕戦で優勝。『おめでとうと伝えられたか?』と質問された若き松山からは、「文で送ったんですけど、(今回の会場では)いきなり会ったので、言えないまま終わってしまいました」と初々しい回答が返ってきた。

ハワイの練習でも「クラブセッティングだったり、あとは『日差しが強いので目を大事にした方がいいよ』という話をしてもらえました」と、身振り手振り、直接的なアドバイスを得ることもできた。久常、杉浦からも「練習ラウンドで、ミスしていい場所を確認したり、そうやって準備してるんだなと思いました」とプロの動きを知ることができた。

「海外が初めてで、パスポートもこのために初めて取りました」と、16歳にとっては大冒険ともいえる毎日を過ごしている。コースも、「風が吹き抜けて強いし、グリーン周りの芝が本当ねばっこくて難しいです」と大きな違いを感じている。

「まず予選通過をして、上位に入れるように」。将来的に、この米国男子ツアーは自らの主戦場にしたい場所。最大限のものを得て日本に帰りたい。

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