「実は8回目なんだ…」 カナダのアルバトロス男が新年初戦で快挙達成

<ザ・セントリー 最終日◇5日◇プランテーションコースatカパルア(米ハワイ州)◇7596ヤード・パー73>

2025年初戦は、松山英樹がツアー新記録のトータル35アンダーで勝利するという快挙で幕を下ろした。3番パー4では残り107ヤードからのショット・イン・イーグルで魅せたが、同じ最終日にはさらにド派手なプレーが生まれていた。
実測520ヤードの5番パー5。ティショットをフェアウェイに運んだテイラー・ペンリス(カナダ)は、残り203ヤードで6番アイアンを握った。「手前から乗るように打とうと思っていた。打った瞬間『これはいける』と感じたけど、まさか入るとは思わなかった。入った瞬間は見えなかったけれど、グリーンサイドにいたファンが熱狂していた。とてもクールだよ」。

右から吹く風を計算しながら、ピン手前3メートルあたりにキャリーすると、ボールは2バウンドでピンに直撃。そのままカップインしてアルバトロスを達成した。カパルア開催となった1999年以来、今大会初の快挙であり、ツアー全体では142例目となった。

男子プロでは10~15万分の1の確率と言われるアルバトロスだが、「実は8回目なんだ…」というのだから驚きだ。「珍しいよね。変な話だけれど、ホールインワンは3回なのに、(達成がより難しい)アルバトロスが8回目。トーナメントでは初めてだけどね。最後にしてから4年ぶりくらい。超レアだし、本当にいいショットだったから良かった」。新年早々、縁起のいいスーパープレーをみせた。

最終日は「67」とスコアを伸ばし、トータル22アンダー・13位タイでフィニッシュ。昨年の「ザ・CJカップ・バイロン・ネルソン」でツアー初優勝を挙げた33歳にとって、昨年のポイントランキング上位者とツアー優勝者のみが出場できるザ・セントリーへの参戦は初めてだった。

「きのう(3日目)はスタートが最悪で2番まで2オーバーだった。きょうは勢いに乗って、バックナインでいいショットを打てたのは良かったよ」。ハワイで勢いに乗ったアルバトロス男は、2025年シーズンもこのまま波に乗っていくか?

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