“敏腕代理人”メンデス氏、バルサ10番の完全復活に期待「すべての逆境を克服できると信じている」

 バルセロナに所属するスペイン人FWアンス・ファティの代理人ジョルジュ・メンデス氏が、同選手の才能について言及した。30日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 現在22歳のファティはバルセロナのカンテラ出身で、2019-20シーズンに当時のクラブ史上2番目の若さとなる16歳298日でトップチームデビュー。1年目から公式戦33試合出場8ゴール1アシストの成績を残すと、翌シーズンからはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの退団に伴い背番号「10」を受け継いだ。しかし、その後は度重なる負傷の影響で出場機会が減少し、昨季はブライトンへのレンタル移籍を経験。公式戦27試合出場4ゴール1アシストをマークして今季からバルセロナに復帰した。

 スペインに帰還したものの、ここまでは公式戦7試合出場0ゴール0アシストと苦しむファティ。開幕前のプレシーズンで負傷した同選手は9月中旬に復帰したが、11月には再び離脱を強いられるなど今も負傷と戦う日々を送っている。

 そんななか、ファティの代理人を務めるメンデス氏が同選手について言及。「2年前に彼は世界のトップにいたが、本当に不運だった」と負傷によるパフォーマンス低下を嘆きつつ、「私は彼がすぐにそのすべての逆境を克服できると信じている」と復活への期待を口に。「彼なら間違いない。なぜなら偉大な選手であり、再び彼のレベルに戻ってくるはずだからだ。残念ながらケガに悩まされている偉大な選手だが、バルサファンの心を掴んでいる」と才能を称賛した。

 また、退団の可能性を問われると、「これらはバルサへの質問だ。バルサのプランと監督の考えは、バルサが1番よく知っている」と説明。「サッカーの世界では5分ですべてが変わる。様子を見るしかない。彼はバルサでプレーする勇気と素晴らしいレベルを持っていることを示した。アンスに必要なのは自信と問題の解決である。そして、彼がベストの状態になった時、バルサは彼を必要とするだろう」と見解を語っている。

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