広島、湘南からMF田中聡の完全移籍加入を発表「自分らしさを出し…」

 サンフレッチェ広島は30日、湘南ベルマーレからMF田中聡が完全移籍で加入することを発表した。

 現在22歳の田中はAC長野パルセイロU-15や湘南ベルマーレU-18に所属した経歴を持ち、2021年に湘南のトップチームに昇格した。2022年8月から翌年6月まではコルトレイク(ベルギー)への期限付き移籍も経験。今シーズンは2024明治安田J1リーグで33試合出場5得点、天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会で3試合出場を記録していた。

 完全移籍が決定した田中は広島のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「湘南ベルマーレから加入することとなりました田中聡です。サンフレッチェ広島というクラブでプレーできることを感謝しています。自分らしさを出し、広島のために戦います。これからお世話になります。よろしくお願いします!」

 また、所属していた湘南のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。

「サンフレッチェ広島に移籍することになりました。まずは湘南ベルマーレで約6年間サッカーができたことを幸せに思います。自分がどんなに調子を落としても試合に使ってくれた智さん、敏さん、不満はあったであろうチームメイトのみんな、どんなに連敗して勝てなくても最後まで信じて声を出し応援してくれたサポーターの皆さんには、本当に感謝しかありません。ベルマーレユースに加入していなかったら、今のプレースタイルも築けていないですしプロにもなれていなかったと思います。アカデミースタッフの皆さんにも感謝しています」

「20歳の時、ベルギーへ行きましたが全く活躍できず、世代別代表に行っても自分のプレーが通用せず、ベルマーレの一員としてプレーしている時が一番楽しく一番自分を出せました。でも自分は海外で活躍し、日本代表選手になることが昔からの夢です。だからこそベルマーレではないまた違ったクラブで結果を残す、活躍するということが大事なのではないかと思っているのが本音です。自分勝手だと思いますし、理解してもらうのは難しいかもしれませんが、自分なりにたくさん考えたくさん悩んだ末にこの選択に至りました」

「改めて湘南ベルマーレに関わる全ての皆さんに感謝しています。これからもサッカーをたのしんでプレーしていきます。本当にお世話になりました」

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