年間女王への分水嶺 竹田麗央が史上3人目の快挙「取りたいタイトルだった」【2024年“この1シーン”】

白熱のシーズンが終わった国内女子ツアー。その今季全37試合を振り返り、大会ごとに印象に残った“1シーン”を紹介する。
■日本女子オープン(9月26~29日、茨城・大利根カントリークラブ 西コース、優勝:竹田麗央)

21歳の飛ばし屋、竹田麗央が国内女子ゴルフの日本一決定戦を制覇。トータル10アンダーでツアー歴代最長コースを制圧し、「ソニー 日本女子プロ」に続く日本タイトル2冠を達成した。史上3人目の快挙に「歴代のチャンピオンに並べたのがうれしい」と喜びを語った。

3日目終了時点でトップタイだった竹田と山下美夢有。最終日最終組での直接対決は、竹田が序盤からリードを奪う展開に。前半3番、8番でバーディを奪い、9番では厳しい目玉のバンカーショットをピンそばに寄せる“スーパーリカバリー”を見せてボギーで切り抜けた。

この9番で勢いを取り戻した竹田は、後半13番パー5でバーディを奪い、山下との差を3打に広げた。終盤は岩井明愛の猛追を受けるも、竹田は動じることなくパーを重ね、最終18番をパーで締めくくった。ナショナルオープンのチャンピオンにふさわしい、冷静かつ力強いプレーで栄冠を手にした。

「一番大きい大会ですし、取りたいタイトルだった。歴代のチャンピオンを見ると本当にすごい選手ばかりなので、そこに自分が入れたのはすごくうれしい」。同一年での日本タイトル2冠は樋口久子、畑岡奈紗に続く史上3人目の快挙だ。

この優勝により400ptを加算し、メルセデス・ランキングのポイントは3042.05ptに到達。山下美夢有との差は約634ptに広がった。結局、竹田は2試合を残して年間女王タイトルを獲得することになったが、振り返れば、この日本女子オープンが“天下分け目の戦い”であったことは間違いない。

11月の日米共催大会「TOTOジャパンクラシック」を制したことで、来季の米ツアー出場権を獲得した。名実ともに日本一の称号を手にした21歳。次なる舞台は世界だ。

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