連続OB激減! スライスもフックもボール位置を変えれば修正できる

アマチュアならどんなに調子が良くても1ホールは訪れる大叩き。ドライバーの連続OB、一発で出せずに連続バンカーなど、理由はさまざまだが、共通するのは“同じミスを繰り返していること”。今回はツアープロの小袋秀人に、ティショットで同じミスを繰り返さないための方法を聞いた。
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OBラインを超えるほどボールが曲がる原因はヘッド軌道の乱れです。ただし、ラウンド中に突然ヘッド軌道が乱れたら、それはスイングそのものよりも、ボール位置を疑ってください。

スライスが出るときはボール位置が左過ぎになっていることが多く、その原因はヘッドの刃が浮いていること。ヘッドの刃が浮いた状態で目標に真っすぐ構えようとすると、ボールをかなり左に置かないと真っすぐ見えません。ボール位置が左過ぎれば、その分体も左を向きやすく、そのまま打つとカット軌道になってしまうのです。
一方で、フックが出るときはボール位置が右過ぎることが多いです。原因は、ソールのお尻側を浮かせて構えること。真っすぐ見えるように構えると、ボールは右寄りになり、インサイド・アウト軌道が強くなってフックしてしまいます。
ヘッド軌道を安定させるには適正なボール位置で構えることが重要です。ポイントはヘッドの“すわり”が良い位置で構えること。ヘッドをポンと地面に置いてグラつかない位置を見つけたら、クラブに合わせてスタンスを決めましょう。毎回このルーティンをすれば、ボール位置はズレにくくなるはずです。
■小袋秀人
こぶくろ・ひでと/1991年生まれ、神奈川県出身。大学時代は松山英樹らを抑えて『朝日杯日本学生』優勝(2011年)。12年は『日本アマ』を制覇。20年のABEMAツアーでプロ初優勝を挙げた。戸塚カントリー倶楽部所属。

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