浦和MF武田英寿が仙台へ完全移籍…第19節では左足から“珠玉のゴラッソ”「これからも努力をしていきたい」

 浦和レッズは18日、MF武田英寿がベガルタ仙台へと完全移籍することを発表した。

 2001年9月15日生まれの武田は現在23歳。2020年に青森山田高校から浦和レッズに入団した後、翌2021年夏からFC琉球、大宮アルディージャ、水戸ホーリーホックと3年連続となるレンタル生活を経て、2024年に浦和レッズに復帰した。すると第18節セレッソ大阪戦で、FWブライアン・リンセンのヘディング弾をアシスト。さらに第19節鹿島アントラーズ戦では、2点ビハインドの76分から途中出場し圧巻の2得点。とりわけ、後半アディショナルタイムに決めたフリーキックは、相手GKのポジショニングを冷静に見極めた戦術眼と、武器である正確無比な左足から生まれた“珠玉のゴラッソ”だった。

 しかしながら、公式戦16試合の出場にとどまるなど、主力定着には至らなかった武田。プロキャリアを始めた浦和レッズを退団する“レフティー”は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。

「浦和レッズ ファン・サポーターのみなさまへ。このたび、ベガルタ仙台に完全移籍することになりました。プロサッカー選手としての始まりが浦和レッズであったことをとても誇りに思います。浦和レッズでの経験は一生忘れることはありません。支えてくださったみなさまには、心の底から感謝しています。とても難しい決断でしたが、僕にとっても、そして僕の身近な人たちにとっても、幸せな人生になるよう、これからも努力をしていきたいと思います。本当にありがとうございました」

 また、生まれ故郷のクラブであるベガルタ仙台に加入する武田は、公式サイトにてコメントを残している。

「ベガルタ仙台 ファンサポーターのみなさまへ。浦和レッズから加入することになりました、武田英寿です。地元、仙台でサッカー選手としてのキャリアを歩めることを、とても幸せに思います。ベガルタ仙台に関わるすべてのみなさまと勝利のよろこびを分かち合えるよう、全力で戦いたいと思いますので、よろしくお願いします」

【ゴラッソ】武田英寿が決めた“珠玉の1発”

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