サッカー専門外科医がヤマルの負傷に警告「これは典型的な捻挫ではなく、より特殊な損傷」

 バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルの負傷に、サッカー専門の外科医であるリポル氏が警鐘を鳴らした。スペインラジオ局『カデーナ・セール』の番組で同氏が見解を口にしている。

 15日に行われたラ・リーガ第17節レガネス戦に先発出場したヤマル。今季もここまで公式戦21試合出場6ゴール11アシストを記録中の“神童”だが、この試合の16分にアクシデントが発生する。ペナルティエリア手前右寄りの位置でカットインを仕掛けた際に、スライディングタックルを試みた相手選手と接触。1度は倒れ込みながらも治療を経てピッチへ戻り、75分にスペイン代表MFガビと交代するまでプレーを継続した。しかし、翌日にバルセロナはヤマルのメディカルレポートを発表。右足首のじん帯にグレード1の損傷が確認され、3〜4週間程度の離脱となることが公表された。

 ヤマルの負傷について言及したリポル氏は、「これは典型的な捻挫ではなく、より特殊な損傷」と述べつつ、「脛骨と腓骨をつないでいる膜のわずかな断裂であり、結合組織として知られている。予後はかなり不安定だ」と詳細を説明しながら危険性を指摘している。

 また、同氏は11月にもヤマルが同じ箇所を負傷していることについても触れ、「この部位は足首よりもはるかに繊細だ」と警告。弱冠17歳のウインガーがバルセロナの試合で受ける多大な負荷をデータとともに強調し、「彼は試合の80パーセントに出場し、昨季は91パーセントに達した。彼らは急がず完全に治すための十分な努力をするだろう」と語った。

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