来季は男女18人参戦! 米ツアーで日本が“一大勢力”に?「世界からの見る目が変わってきた」

米国女子ツアーの最終予選会では、過去最多となる日本勢5人が通過。さらに米国男子ツアーの最終予選会でも金谷拓実が3位で出場権を獲得した。これにより、来季は女子13人、男子5人の計18人の日本勢が米ツアーで戦うことになる。
米女子ツアーの予選会を突破したのは、山下美夢有、岩井千怜、岩井明愛、吉田優利、馬場咲希の5人。このうち、山下、岩井姉妹、馬場が来季ルーキーイヤーを迎える。

千怜は「本当に日本のレベルが上がっている。私もそういう存在になれるように、LGPAで活躍している人たちの背中を追いたい」と意気込みを語り、吉田も「世界からの(日本勢に対する)見る目が変わってきていると思う。みんなでゴルフを盛り上げたい」と来季への期待を込めた。

今年海外メジャーを制した古江彩佳と笹生優花をはじめ、渋野日向子、畑岡奈紗、西郷真央、勝みなみ、西村優菜が米ツアーのシードを保持。竹田麗央は日米共催大会「TOTOジャパンクラシック」での優勝により、来季から米ツアーに本格参戦する。

男子では松山英樹、久常涼がポイントランキングでシードを保持。ここに最終予選会を通過した金谷、下部ツアーから昇格した大西魁斗、DPワールド(欧州)ツアーのポイントランキングで出場権を得た星野陸也が加わり、来季は5人が世界最高峰のツアーでしのぎを削る。

この18人に加え、原英莉花、山口すず夏らが米女子下部エプソン・ツアーに参戦を予定しており、平田憲聖は男子下部コーンフェリーツアー挑戦の意向を示している。また欧州では中島啓太、桂川有人らが奮闘を続けている。米シニアのチャンピオンズツアーには、藤田寛之が来季から本格参戦する。

女子世界ランキングのトップ50には、日本勢9人がランクイン。韓国(14人)、米国(10人)に次ぐ第3勢力として、グローバルな舞台で存在感を発揮している。日本の侍と撫子たちのさらなる飛躍に、期待が高まる。

【米国女子ツアー 来季の出場権保持者】
古江彩佳、山下美夢有、笹生優花、竹田麗央、岩井明愛、西郷真央、畑岡奈紗、岩井千怜、渋野日向子、勝みなみ、西村優菜、吉田優利、馬場咲希

【米国男子ツアー 来季の出場権保持者】
松山英樹、久常涼、金谷拓実、星野陸也、大西魁斗
※男女とも世界ランキング順

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