バイエルンやレアルから関心も…ドイツの“至宝”ヴィルツ、来夏はレヴァークーゼン残留へ?

 レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの去就は依然として不透明なようだ。15日、ドイツ誌『キッカー』や『ESPN』が伝えている。

 2003年5月3日生まれで現在21歳のヴィルツは2020年1月にレヴァークーゼンの下部組織へ加入し、同年5月にトップチームデビューを飾った。徐々に出番を増やしていくと、近年は攻撃の主軸に定着し、ここまで公式戦通算176試合で52ゴール55アシストを記録。背番号「10」を託され臨んだ昨シーズンは18ゴール20アシストをマークするなど躍動し、ブンデスリーガ史上初の無敗優勝に大きく貢献した。

 昨今の活躍から、バイエルンやレアル・マドリード、マンチェスター・シティ、アーセナルと多くのメガクラブが関心を寄せているヴィルツ。レヴァークーゼンは2027年6月末までとなっている契約期間の延長を画策しているが、合意の目処が立たない場合には来夏の移籍市場での売却に踏み切る可能性があるとも報じられており、去就には大きな注目が集まっている。

 今回の報道によると、ヴィルツは周囲にレヴァークーゼンへの残留希望を明かしており、現時点では来シーズンも同クラブでプレーすることが濃厚だという。来夏の退任が噂されているシャビ・アロンソ監督の進退は、ヴィルツの去就にはそれほど影響を及ぼさない見込みと『キッカー』は指摘。また、チャンピオンズリーグ(CL)出場に伴う増収が、契約の待遇面の改善を可能にし、結果として同選手の残留に有利に働く可能性もあるようだ。

 それでも、依然として複数のメガクラブが関心を寄せていることに変わりはない。ドイツの“至宝”とも表される21歳の去就に引き続き注目が集まる。

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