男女ペア戦はナップ&タバタナキトがV 東尾理子は「いつもと違うゴルフ見ることができた」

<グラント・ソーントン招待 最終日◇15日◇ティブロンGC(米フロリダ州)◇7382ヤード・パー72>

米国男子ツアー(PGA)と米国女子ツアー(LPGA)の共催による男女ペア戦は、ジェイク・ナップ(米国)&パティ・タバタナキト(タイ)がトータル27アンダーまでスコアを伸ばし、初日から首位をキープする完全優勝を達成した。中継したBSJapanext(BS263ch)で解説を務めた尾崎直道と東尾理子が大会を振り返る。

この大会は、競技フォーマットも独特で、1日目はスクランブル、2日目はフォアサム、最終日は変則フォアボールと3日間とも異なる競技方法でスコアを争った。2日目まで首位の座をキープしていたナップとタバタナキト。しかし、サンデーバックナインは、アクシャイ・バティア&ジェニファー・カプチョ(ともに米国)組に首位を奪われてしまった。

終盤17番ではナップがティショットを池に落とし、ネイティブエリアにつかまっていたタバタナキットのティショットを採用する以外に選択肢は無かった。それでも、ナップはライの悪いその位置からピン1メートルに付けるスーパーショットを披露し、バーディを獲得。首位を奪還し、そのまま逃げ切って勝利した。

解説を務めた尾崎は、「ダブルス戦でこんな優勝争いの展開になるのは、びっくりし、いいのが見れたね。本当にプレッシャーを感じるトーナメントかなと思ったのだけど、思ったよりチームワークが良かった。 お互いにいいのを引き出し合いながらこうプレーしたのがびっくりしたね」と、ペアマッチの感想を話した。

さらに普段は米女子ツアーの解説を務める東尾は、「男女ペアっていうのも面白かったのですけど、毎日違うフォーマットで争うのも面白いなと。いつもと違うゴルフも面白みを見ることができました」と、話した。

BSJapanextでは今夜9時から「PGAハイライト」を放送(公式アプリでも同時配信)。週末2日間にわたって放送した中継映像、今大会のハイライト映像を1時間に凝縮して振り返る。

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