EL暫定首位浮上も…FWニコが右膝に重度の打撲、ビルバオ指揮官も「症状は試合が進むにつれて悪化した」

 アスレティック・ビルバオを率いるエルネスト・バルベルデ監督が、11日のフェネルバフチェ戦で負傷交代となったCBイェライ・アルバレスとFWニコ・ウィリアムズの状態について語った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ヨーロッパリーグ前節終了時点で、4勝1分の2位につけるアスレティック・ビルバオは、11日に行われた第6節でフェネルバフチェと対戦した。試合は4分、相手選手のバックパスを掻っ攫い、相手GKと1対1を迎えたFWゴルカ・グルセタのお膳立てから、FWイニャキ・ウィリアムズが無人のゴールに流し込んで先制に成功。さらに45分にも、エリア内右に侵入したイニャキがお得意のニアハイぶち抜きで追加点。後半はゴールこそ生まれなかったものの、盤石の試合運びで2-0の勝利を収め、暫定首位浮上とリーグフェーズ突破に大きく前進した。

 敵地で完勝し、公式戦の連勝記録を『6』に伸ばした一方で、CBイェライ・アルバレスとFWニコ・ウィリアムズの負傷交代が懸念されるアスレティック・ビルバオ。まずは35分頃、ピッチに座り込んだニコが自ら交代を要求。右膝を押さえており、試合後にクラブが報告したメディカルレポートにも「右足の膝に重度の打撲を負った」と記されている。また、ハーフタイムで退いたイェライも「右足ふくらはぎの打撲」と伝えられた。

 試合後、百戦錬磨の“スペシャル・ワン”が指揮するチームを破ったエルネスト・バルベルデ監督は「とても満足している。ここの雰囲気を身をもって感じて、プレッシャーをかけてくる相手に勝つのがどれだけ難しいかを改めて理解した。もちろん、素晴らしい選手を擁していることもわかっていたしね」としつつ、「明日まで待たなければならない。ニコは膝に、イェライはふくらはぎに打撲を負い、症状は試合が進むにつれて悪化していった」と両選手の状態ついて明かしている。

 12月の6連戦も、残すは2試合。アスレティック・ビルバオは、15日のアラベス戦と21日のオサスナ戦を終えた後、約2週間のクリスマス休暇に突入するため、両選手の復帰は年明けとなる可能性もありそうだ。

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