Jリーグ年間MVPは神戸FW武藤嘉紀! 第37節の“殊勲の同点弾”を含む13得点で連覇の立役者に

 2024Jリーグアウォーズが10日に開催され、今シーズンの明治安田Jリーグにおける年間最優秀選手賞(MVP)が、ヴィッセル神戸に所属するFW武藤嘉紀に決定した。同選手は初受賞となる。

 1992年7月15日生まれの武藤は現在32歳。FC東京でプロキャリアを始めた後、マインツとニューカッスル、エイバルを経て、2021年夏にヴィッセル神戸に加入した。在籍4年目となった今シーズンは、J1リーグで37試合に出場し13得点7アシストを記録。史上6クラブ目となるリーグ連覇、天皇杯との国内2冠の立役者になっていた。

 とりわけ、第37節柏レイソル戦では、1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイムに劇的同点弾を決め、自力優勝の権利を死守。直前には、FW大迫勇也がPKを失敗しており、また自身はそのPK獲得の際に口から出血するアクシデントに見舞われた中で、チームとエースを救う“殊勲のゴール”だった。

 そんな武藤が、年間最優秀選手賞を受賞するのは初めて。一方、ヴィッセル神戸にとっては、昨シーズンに同賞を手にした大迫に続き、2年連続となる所属選手の受賞となっている。

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