東洋大男女主将はそろって大宮加入「チームと一緒に成長していきたい」 レッドブルグループ入りも刺激

 東洋大学は9日、JリーグとWEリーグへの加入が内定した選手8名の合同会見を行った。

 8名のうち、男子サッカー部の中山昂大主将、女子サッカー部の落合依和主将はそろって大宮アルディージャ、大宮アルディージャVENTUSへと加入する。すでに特別指定選手として両チームでの活動もしているが、改めて「NACK5スタジアムという小さいころからの憧れの舞台で戦えることが楽しみ」(中山)、「優勝することが目標で、そこで活躍したい」(落合)とそれぞれ意気込む。

 男子サッカー部は朝霞キャンパス(埼玉)、女子サッカー部は板倉キャンパス(群馬)での活動だったため、「一緒の交流とかあまりできてなかった」(落合)ようだが、2024年に板倉キャンパスの学部移転に伴い、女子サッカー部も朝霞へ。「会う機会も増え、女子部のキャプテンがアルディージャに入ると聞いて、自分もキャプテンだったので、ちょっとすごいなとは思いました」(中山)ということで、両選手とも同じクラブへの加入となったことで、情報交換はするようになったようだ。

 大宮は来季からレッドブルグループが経営権を取得し、チーム変革の初年度になる。「海外へのつながりもある中、自分としてはチャンス。自分次第でチャンスをつかめることもモチベーションになります」と中山が意欲的に語れば、大宮Vですでに今季13試合に出場している落合も「スタッフからも世界を見たいという話もあったので、チームとしても成長する機会かなと思いますし、そこに自分が入れることはいい機会だと思うので、一緒に成長していきたいです」と続く。

 もちろん、両選手がまず考えるのは大宮に貢献すること。「自分が今までやってきた、教わってきた技術の面もやりながら、大学で激しさ、強さを見につけたと思うので、それを大宮のためにやっていきたいです」(中山)、「東洋大学ではボールを保持する部分にフォーカスしてやってきた中で、大宮Vには強さ、戦う部分が自分が足りてないと思うことがすごくあります。その中でもこたくさん練習に参加させてもらい、自分も少しは成長できたと思うので、これからずっとその環境に身を置いて、もっともっと成長していかなければいけないですし、それを試合で勝ちに繋げないといけないと思っています」(落合)と、チームへの貢献を誓っている。

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