“クロウグリップ”のシェフラーが連覇、『スパイダーツアーX』パターに変更後は16戦9勝【WITB】

<ヒーローワールドチャレンジ 最終日◇8日◇アルバニー(バハマ)◇7449ヤード・パー72>
タイガー・ウッズ(米国)がホストを務めるツアー外競技の最終日は、首位と1打差からスタートした世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)が、9バーディ・ボギーなしの「63」をマーク。トータル25アンダーまでスコアを伸ばし、2位に6打差をつけて連覇を達成した。
 
昨年大会に勝った時は、ローガン・オルソン製のブレード型のプロトタイプを使用していたシェフラー。その後、今年3月の「アーノルド・パーマー招待」でパターをテーラーメイド『スパイダーツアーX クランクネック』に変更してから、これで16戦9勝目と無双状態が続く。
 
なお、今大会ではパターの握り方に変化が見られ、クロウグリップを採用する新たな試みがあっても後続に6打差(-25と-19)と、昨年大会の3打差(-21と-18)を大幅に上回った。契約する米国テーラーメイドもシェフラーの今季をこう振り返る。
 
「シェフラーの歴史的な2024年で最も重要なことは、アーノルド・パーマー招待の大会で『スパイダーツアーX』に切り替えたことでしょう。彼はベイヒルで2024年最初の大会に優勝し、その後さらに8つのワールドワイド大会で勝利し、2023年と比べてパッティングが大幅に向上しました。
 
今週もシェフラーは10ft(約3m)を超すパットを9回、15ft超のパットを4回決めました。最終日のシェフラーはパッティングのストロークゲインド(2.420)で2位、試合全体では3位(3.780)でした。また、今大会のパーオン率とスクランブリングでも1位を獲得しました」(米国テーラーメイド広報)
 
前戦は8月末のPGAツアーの「ツアー選手権」と試合間隔が空いたが、世界一の男の強さは圧倒的だった。
 
【スコッティ・シェフラーの使用ギア】
1W:テーラーメイドQi10(8°ベンタスブラック7X 45㌅D4)
3️W:テーラーメイドQi10(15.0°ベンタスブラック8X)
3,4U:スリクソンZU85(N.S.PRO MODUS³ Hybrid Prototype)
5I~PW:テーラーメイドP7TW(DG Tour Issue X100)
A,SW:タイトリスト Vokey SM8(50.12F,56.14F 〃 S400)
LW:タイトリスト Vokey SM9 WedgeWorks(60T 〃)
PT:テーラーメイドSpieder Tour X L-Neck(35.5㌅)
BALL:タイトリストPro V1

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