三浦技研製の強烈“グースネック”なプロトウェッジなんてあるの?

取材現場で、三浦技研のプロトウェッジを発見。その詳細をレポートしたい。
2002年に欧州シニアツアーで賞金王にも輝いた75歳の海老原清治。海老原が使うウェッジは、無刻印のグースネックのモデル。一体これは何だろうか?

「これは三浦技研のプロトウェッジです。三浦の会長さんに『グースネックのいいウェッジがないんです』と相談したところ、『なら、作ってあげますよ』と言ってくれて、作ってくれたウェッジなんです」

最近のギア市場ではストレートネックのウェッジが主流だが、ここまでグースが強いウェッジを使うプロは珍しいといえる。

「僕らの世代はグースネックのウェッジで育った。グースじゃないと打てない。ストレートネックだと球が左に飛んでいきそうで……。ヘッドが遅れてつかまるグースの方がスピンがかかっていいですね」

かつては”リンクス”のウェッジが一世を風靡。ツアープロたちもグースネックのウェッジを使っていた。

三浦技研のウェッジに多く使われているのが、鍛造・研磨加工が難しいと言われる純度99.3%以上の素材「純鉄」。おそらくこれにも使用されていると推察されるが、海老原は「打感が柔らかめで、手に吸い付くような打感があります」と絶賛する。

アマチュアにとってうらやましい限りの話だが、一度打ってみたいものだ。

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海老原のセッティングを激写。関連記事【シニア欧州賞金王の名手・海老原清治の14本は個性的過ぎた! 名器・青マナシャフト、5Wが2本、もらった『UFO』UT……】を読めば、その秘密が分かります。

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