ドイツ4部の地域リーグでサポーター同士の暴動発生…警察官を含む79人が負傷との報道

 11月30日に行われたドイツ4部相当の地域リーグの試合でサポーターによる暴動が発生した。12月1日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 当該の事象が発生したのは、ドイツ4部相当でアマチュアカテゴリーとなっているレギオナルリーガ第17節FCカールツァイス・イェーナ対BSGヒェミー・ライプツィヒの一戦。5-0でホームのFCカールツァイス・イェーナが勝利したこの試合では、試合前から約350人のホームサポーターが花火を打ち上げながら予告なしに市内を行進し、警察に阻止されていたとのこと。約7200人を動員した試合中も、繰り返し両チームが花火などを打ち上げる様子がみられたという。

 そして試合後、ヒートアップした両チームのサポーターは隔てられた柵を突破し、暴動に発展。『BBC』によれば、地元警察は催涙ガスや警棒を使い鎮圧したものの、結果的にサポーター64人、警察官10人、警備員5人の計79人が負傷したとのこと。

 試合後、ホームのFCカールツァイス・イェーナは公式サイトで以下のような声明を発表し、負傷者の回復を祈るとともに、詳細な調査を進めることを明かした。

「何よりもFCカールツァイス・イエナは、今回の被害に遭われた方々の一日も早い回復を願っております。クラブは今後数日間に何が起こったのかを包括的に把握し、その出来事について十分な根拠が揃い次第、改めて声明を発表いたします」

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