吉沢亮の手話演技は「トップレベルで素晴らしかった」最優秀男優賞受賞【第16回TAMA映画賞】

【モデルプレス＝2024/11/30】俳優の吉沢亮が30日、東京・パルテノン多摩大ホールにて行われた「第16回TAMA映画賞」授賞式に登壇。手話での演技を振り返った。

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◆吉沢亮「TAMA映画賞」最優秀男優賞受賞

最優秀男優賞を受賞した吉沢が出演する映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』について、手話演出を担当した早瀬憲太郎氏は「吉沢さんは非常にイケメンですよね。素晴らしい俳優さんですよね。だから僕は欠点を探したんです」と笑いを誘いつつ、「欠点ないかな、と思ったんですけど、手話を伴った芝居というところで考えたところ、日本人のトップレベルで素晴らしかったです。本当に素晴らしい芝居でした」と絶賛。「白鳥に見えるんです。吉沢さんは。白鳥って湖の上で優雅に泳いでいますよね。でも水の下ではものすごく水を掻いている。吉沢さんに似ていて、努力は絶対に人には見せない。水面下で努力をされている俳優さん」と表現した。

吉沢は「ちょうど6年前ぐらいのこの映画祭で最優秀新進男優賞をいただきまして、それが僕にとって初めての映画賞で、すごく特別な思い出があったなという記憶」と語り、「30になる年にこの賞をいただけてすごく縁を感じています」としみじみ。『ぼくが生きてる、ふたつの世界』に関する努力を“白鳥”と表現されたことについては「作品で手話を使う作品は今までも結構あったと思うんですけど、それがちゃんと日常まで落とし込まれたというか、ちゃんとリアルな、そこにちゃんと息づいている人々が使う手話、みたいなことを監督は目指されていましたし、僕もそこを目指してやっていたので、結構ハードルは高かった」とした上で、「手話演出の方お2人と監督と、2ヵ月くらいですけど、みっちりやらせていただいて、どうにかやりました」と振り返った。（modelpress編集部）

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