今節PK失敗も「チャレンジがチームのためになる」 連覇王手、神戸FW大迫勇也「次勝つだけ」

 30日に行われた明治安田J1リーグ第37節で、柏レイソルと対戦したヴィッセル神戸は90+10分の武藤嘉紀の得点で追いつき、1-1のドローで勝ち点1を獲得。首位で最終節を迎えることになった。

 同試合で先発した神戸FW大迫勇也は、90+5分に獲得したPKでキッカーを務めるも、シュートは枠を外し、同点とすることができなかったが、その後の武藤の得点では大迫が起点となって、追いつく形となった。PKについては「思ったより力が入ったかなと」と振り返り、「ただ、決めなくてはいけないシーンだったので、次は決めます」と、反省しつつ前を向いた。

 開始5分で失点するなど、特に前半は神戸にとって苦しい展開が続いた。「前半の戦い方があまり良くなかった」と認めつつ、「修正できましたし、チームとしてもチャンスが増えたので」と、後半の戦いについては一定の評価をしている。同点弾後も、「『あと2分ある』と。切り替えて、相手も1人少なかったのでチャンスかなと思った」と、最後まで戦い続ける姿勢が勝ち点1獲得につながった。

 この勝ち点1で、12月1日に試合を控えるサンフレッチェ広島の結果に関わらず、最終節を勝利すれば自力で連覇を決められる状況となった。大迫は、「次、勝つだけなので」と話し、「僕がまた切り替えて、いいチャレンジをすることがチームのためになりますし、頑張ります」と、これまで通りに果敢にプレーすることを誓っている。

 神戸は12月8日、ホームで湘南ベルマーレと対戦する。

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