4季連続でのJ1はクラブ史上最長に! 京都、曺貴裁監督の続投を発表「全員で高みに向かっていきます」 

 京都サンガF.C.は28日、曺貴裁監督の来シーズン続投を発表した。

 1969年1月16日生まれの曺貴裁氏は現在55歳。現役引退後にドイツ留学した同氏は、2000年に川崎フロンターレで指導者キャリアを始めると、2005年からは湘南ベルマーレの育成年代を指揮した。そして、トップチームのヘッドコーチを経て2012年に監督に就任。在任した8年間で“湘南スタイル”を確立し、J2リーグ史上最速優勝やクラブ史上初のルヴァンカップ制覇に導くなど、手腕を振るった。

 京都サンガF.C.に着任したのは2021年。ここでもアグレッシブなスタイルを植え付け、J2リーグを12年間彷徨っていた同クラブの復帰を実現させた。翌2022シーズンは、J1残留がロアッソ熊本との参入プレーオフにまでもつれたものの、昨シーズンは13位フィニッシュ。今シーズンも、序盤戦は降格圏に低迷したが、FWマルコ・トゥーリオとFW原大智、そして夏加入のFWラファエル・エリアスの3トップを採用し、8月以降に盛り返した。天皇杯で4強入りを果たすとともに、クラブ史上最長の4シーズン連続でのJ1リーグを確定させている。

 8月には、J1月間優秀監督賞も受賞した曺貴裁監督。続投が発表された同指揮官は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。

「いつも、京都サンガF.C.に対して熱い声援ありがとうございます。2025シーズンも監督として指揮を執ることが決まりました。このような素晴らしい仕事に携われることに感謝し、さらにたくましく、強いチームになるために、あらゆるチャレンジをしていくことを約束します。数々の悔しい想いをして流した涙を必ずや嬉し涙に変えられるよう、全員で高みに向かっていきます。サンガスタジアム by KYOCERAで最高の感動空間を作り上げ、まだ見ぬ新しい景色をみんなで掴みにいくシーズンにするため、来シーズンも一緒に戦ってください。応援よろしくお願いします」

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