わずか「0.0002」差で最終日へ 古江彩佳のベアトロフィー戴冠の条件は?

<CMEグループ・ツアー選手権 3日目◇23日◇ティブロンGC(米フロリダ州)◇6700ヤード・パー72>

2024年シーズンも残すは18ホール。あす行われる最終日でツアー史上最高額の400万ドル(約6億1800万円)と年間女王の称号が贈られる勝者が決定。そして年間の賞レース争いも決着する。
『プレーヤー・オブ・ザ・イヤー』(最優秀選手賞)は最終戦を待たずして、今季7勝のネリー・コルダ(米国)が戴冠。そして年間平均ストローク1位の選手に贈られる『ベアトロフィー』では、古江彩佳が日本勢初の戴冠をかけて争っている。

今大会開幕前はユ・ヘラン(韓国)が「69.977」で首位、古江が「70.047」で2番手につけていた。そして3日目を終えて、ヘランは3日連続の「71」で「70.0111」に後退。そして古江が3日連続の「69」をマークして「70.0113」に伸ばした。その差は「0.070」から「0.0002」と“超”僅差に。かなり拮抗した状況でシーズン最終日へと入る。

以下が、古江が戴冠する条件。

・ヘランが「68」以下でプレーした場合、古江がヘランと同スコアかより少ないスコアでプレーしたら古江が戴冠
・ヘランと古江がともに「69」でプレーした場合、ともに平均ストロークが「70.00」となり引き分けで“史上初”のダブル受賞
・ヘランが「70」以上でプレーした場合、古江がヘランより1打でもいいスコアでプレーすれば古江が戴冠

さらに、『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』(新人賞)争いでは西郷真央が現在首位。2位のイム・ジンヒ(韓国)が西郷を逆転する最低条件は大会を3位で終えることで、現在トータル1アンダー・47位タイにつけており、西郷が優勢な状況だ。

名誉ある賞の行方は、果たして?(文・笠井あかり)

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