仙台、3年間在籍のFW中山仁斗が今季限りで契約満了「全てが自分の糧になりました」

 ベガルタ仙台は22日、同クラブに所属するFW中山仁斗について、2025シーズンの契約を更新しないことを発表した。

 中山は1992年2月6日生まれの現在32歳。大阪産業大学を経て、2014年にガイナーレ鳥取へ加入すると、2年目にはJ3リーグで31試合出場10ゴールと得点を量産。2016年に完全移籍したレノファ山口FCでもJ2リーグで2桁得点をマークし、翌年にはモンテディオ山形へ完全移籍した。2019シーズンはジュビロ磐田でプレーし、自身初のJ1リーグに挑戦。翌年から2シーズン在籍した水戸ホーリーホックでは、2年連続でJ2リーグ2桁得点を記録した。

 2022年には仙台へ完全移籍加入。初年度からセンターフォワードの定位置を掴むと、J2リーグではチームトップの14ゴールを挙げ、自身キャリアハイを更新した。翌シーズンは負傷に悩まされた影響もあって出番が減少。2024明治安田J2リーグでは25試合のピッチに立ち、途中出場も少なくはないなかで、チーム内3位の6ゴールを挙げた。

 3年間と自身のキャリア最長期間在籍した仙台を今季限りで離れることが決まり、中山はクラブを通してコメントを発表。仙台は2024明治安田J2リーグを6位で終えたため、12月1日からはじまるJ1昇格プレーオフ行きの切符を手にしているが、中山は次のように仙台への感謝を綴っただけでなく、J1昇格プレーオフに向けた意気込みも明かした。

「応援してくださったサポーターのみなさん、3年間本当にありがとうございました。応援歌も作ってもらい幸せでした。悔しいこともたくさんありましたが、全てが自分の糧になりました。ベガルタ仙台でプレーできた事を誇りに思います。仙台では出会いに本当に恵まれました。僕に関わってくれたチームメート、スタッフ、スポンサー、全ての人に感謝します」

「1番の思い出は息子が産まれたことです。初めての子育てを仙台で経験することができて良かったです。僕たち家族は、街も人も温かい仙台が大好きです。とてもさみしい気持ちではありますが、残り少ない仙台での生活を楽しみたいと思います」

「今季限りで仙台を去ることになりますが、まだ残っているプレーオフを全力で闘いますので、ぜひ熱い応援をよろしくお願いします!!」

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