大分、J屈指の“長身FW”長沢駿との契約満了を発表「トリニータの為に自分の全ては出したと思います」

 大分トリニータは20日、FW長沢駿との契約満了を発表した。

 1988年8月25日生まれの長沢は現在36歳。身長192cmの高さを活かした空中戦の強さに加え、勝負所で決定的な仕事ができる“ハイタワー”は、2007年に清水エスパルスの育成組織からトップチームに昇格。その後はロアッソ熊本や松本山雅FCでのプレーを経て、2015年にガンバ大阪に加入した。当初は出場機会が限られていたものの、天皇杯では準々決勝と準決勝でゴールを挙げて優勝に貢献。2017シーズンはJ1リーグで10得点を叩き出した。

 2019年から2年間在籍したベガルタ仙台でも、得点源として活躍した後、2021年にプレーの場を大分トリニータに移すと、J2リーグに降格した2022シーズンは11得点と攻撃を牽引。しかし昨シーズンは3得点と鳴りを潜め、“再契約”という形で迎えた4年目は6得点に。チームも目標としていた昇格はおろか、16位と残留争いに巻き込まれた1年となった。

 契約満了に伴い、大分トリニータ退団が発表された長沢は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。

「今年再契約という形で戻って来れた事、また素晴らしいサポーターの前でプレー出来て幸せでした! トリニータの為に自分の全ては出したと思います。その結果が契約満了なら受け止めるしかありません。大分という街が本当に大好きです! 4年間ありがとうございました!」

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