FC東京、クラモフスキー監督の今季限りでの退任を発表「青赤の魂はいつも私の心の中にいます!」

 FC東京は19日、トップチームを率いるピーター・クラモフスキー監督が今シーズン限りで退任することを発表した。後任については、決まり次第あらためて発表される見通しとなっている。

 現在46歳のクラモフスキー監督はオーストラリア代表や横浜F・マリノスでアンジェ・ポステコグルー監督(現:トッテナム)のアシスタントコーチを務め、2015年のAFCアジアカップ優勝や2019年の明治安田生命J1リーグ制覇に貢献。その後は清水エスパルスとモンテディオ山形を指揮し、2023年6月にアルベル・プッチ・オルトネダ前監督の後任としてFC東京の指揮官に就任した。

 2年目の今シーズンは、ここまで36試合を消化したJ1リーグで14勝9分13敗・勝ち点「51」の8位に位置。JリーグYBCルヴァンカップではプレーオフラウンド敗退に終わり、天皇杯では3回戦でジェフユナイテッド千葉に敗れていた。FC東京でのここまでの通算戦績は26勝12分25敗となっている。

 2024シーズン限りでの退任に際し、クラモフスキー監督はクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「いつもFC東京を応援していただき、ありがとうございます。私がここでみなさまとともに過ごした期間、トロフィーを手にすることはできませんでしたが、私たち全員が取り組んできたことが、将来成功するための土台を築いたことは確かです」

「いつもみなさまのサポートは特別なものと感じていました。近い将来、FC東京がチャンピオンになること、そしてアジアを制覇することを願っています。すべてを捧げて戦ってくれた選手たち、ありがとう。そして私を懸命にサポートしてくれたスタッフのみんな、ありがとう。私をFC東京のファミリーに受け入れてくれた、クラブに関わるすべての方に感謝します」

「『眠らない街』をみんなで歌えるよう、あと2試合、ともに戦いましょう! ありがとう東京! 青赤の魂はいつも私の心の中にいます!」

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