ローマを率いるユリッチ監督が精神面での課題を吐露「まだ勝者のメンタリティが欠けている」

 ローマを率いるイヴァン・ユリッチ監督がディナモ・キエフ戦への決意を語った。23日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が同監督のコメントを伝えている。

 今季開幕から4試合で3分1敗と低調なスタートを切り、先月18日にダニエレ・デ・ロッシ前監督の解任を決断したローマ。クラブのレジェンドの後任に選ばれたのは、過去にジェノアやトリノを率いた経歴を持つクロアチア人指揮官のユリッチ監督だ。ローマの再建を託された同監督が就任して以降、ここまでクラブは公式戦2勝2分2敗を記録。現在は3試合未勝利といまだ復調には至っていない。

 そんななか、24日にヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第3節のディナモ・キエフ戦を控えるユリッチ監督が記者会見に出席。「まだ決めてはいないが、何らかの変更はあると思う。異なる選択をすることが許されるだろう。大きな変更ではなくほんの少しだ」と先発メンバーの変更を示唆した。

 また、「前回の試合(インテル戦)では良いプレーができたと思うが、まだ勝者のメンタリティが欠けている。そのメンタリティはローマにふさわしくない」とコメント。「結局のところ、うまく機能するために必要なものはすべて揃っていると思うが、変わらなければならないんだ。状況をさらに改善するために明日は違った姿勢を期待したい。もっと強いキャラクターが必要だ。モンツァ戦のようなミスは許されない」と精神面での課題を口にしている。

 加えて、「試合によっては悪いプレーをする時もある。今は結果よりパフォーマンスだが、これは言い訳にはならない」と主張。続けて、「今は精神的に準備ができていない」と述べつつ、「選手たちにはこの状況や自分たちを取り巻く混乱を乗り越えるチャンスがある。好転させるために、彼らは信じられないほどのハングリー精神を持たなければならない」と語った。

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