「名実ともにザスパ再生の象徴」に…細貝萌、現役引退即群馬の社長兼GM就任へ「どんどんトライしていきたい」

 ザスパ群馬は12日、代表取締役社長代行兼GM就任が内定している元日本代表MF細貝萌の会見を行った。

 今季限りで20年間のプロサッカー生活にピリオドを打った細貝は、来年2月1日付で社長代行兼GMに就任し、2025年4月に予定されている定時株主総会にて正式に代表取締役社長に就任する予定となっている。また2025年2月1日付で現在取締役会長を務めている山田耕介氏は取締役相談役に、現在代表取締役社長を務めている赤堀洋氏は代表取締役会長に就任する。

 第1部の引退会見を終え、第2部の社長代行兼GM就任会見に臨んだ細貝は「チームが良い方向に向かっていくように、ベストを尽くして励んでていきたい。一つひとつ自分らしく乗り越えながら、チーム一丸となって前進していきたいと思っています」と所信表明。細貝とともに会見に登壇した赤堀氏は「名実ともにザスパ再生の象徴として、群馬のサッカーのシンボルにふさわしい細貝さんに就任していただくことが最良の選択だと思いました。私の方から10月のはじめに打診させていただいた」と経緯を明かし、細貝も「来季J3になってしまうのは変えることができないですが、その中で自分が引き受けることで、少なからず自分も責任を持って赤堀さんとともにやっていきたいと思いました。そこが一番」と話した。

 今後は営業やホームタウン活動、イベントの出演など「クラブの顔(赤堀氏)」としての活躍が期待される。またGMとしては佐藤正美強化部長とともに、トップチームの強化やアカデミーの育成・普及に取り組んでいく。「海外のビッグクラブにも所属していた経験を生かしながら、群馬にとって少しでもいい形になるようにどんどんトライしていきたい」と意欲を示した。

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