鳥栖の主将MF藤田直之が今季限りで現役引退…神戸やC大阪でも活躍、2015年には日本代表入り

 サガン鳥栖は14日、MF藤田直之が2024シーズンをもって現役を引退することを発表した。

 藤田は1987年6月22日生まれの現在37歳。福岡大学卒業後の2010年に鳥栖へ加入した。鳥栖では加入初年度から中盤の底で定位置を掴んだだけでなく、3年目にはキャプテンとしてクラブ史上初のJ1昇格に貢献。以降も鳥栖の中心選手として活躍を続け、EAFF東アジアカップ2015では日本代表デビューも飾る。2016年にはヴィッセル神戸へ完全移籍し、3年間プレーした後、2019年にセレッソ大阪へ加入。どちらのクラブでもリーグ戦では常に20試合以上の出場試合数をキープするなど、主力の1人に君臨した。

 2022年には鳥栖へ完全移籍加入し、7年ぶりに古巣へ帰還。かつてのように不動のレギュラーといった立ち位置ではなかったが、初年度からキャプテンを任されるなど、頼れるベテランとして中盤からチームを支え、今季まで3年間にわたって活躍を続けた。2024明治安田J1リーグではここまで10試合に途中出場。2024JリーグYBCルヴァンカップでは1試合出場、天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会では3試合出場を記録した。これまでに鳥栖では公式戦通算279試合出場17ゴールを記録している。

 なお、鳥栖にとって今季のホーム最終戦となる、12月8日の2024明治安田J1リーグ最終節のジュビロ磐田戦後には、引退セレモニーが開催される。

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